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み　ず　ま　り　

「水のまり　水の球体　これすなわち地球
水の粒　雨粒　涙　汗　私達の体の大半を占める水分
私達の体の中の海　子宮

植物　動物　微生物　私達　
地球上に生きとし生けるもの全てが　水そのものである

水鞠とは　
宇宙に浮かぶこの星と
ここに同居し　それぞれの人生を歩む
私達1人1人の存在のこと

あなたは　奇跡の一粒」

　唯一無二の惑星「地球」。この尊い存在の中に生を授かった私達1人1人も尊く、奇跡の現象そのものではないでしょうか。「水鞠」は、地球を讃え、この星で巡り続ける生命の輝きを愛でてゆく、小さくて大きな物語です。
　3人の役者、3人の音楽家、1人のダンサーという、7人の女性表現者達が、ジャンルの枠を越えて作品を紡ぎます。これは演奏会なのか、演劇なのか、それともミュージカルと呼ぶものなのか、それと決めず「境界線を行き来してゆく」ユニークなステージです。作地である出羽庄内の風土も薫る作品です。
　作品の中で表現される、地球上の様々な形態の水の存在が産み出す愛に、円形のホール内でどうぞ包まれて下さい。皆様のお越しをお待ちしております。